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2009年7月25日

花火

FF0.jpg
PENTAX K10D, SMC F4 300mm, 2sec/F8

花火の季節到来である。
今日、東京では隅田川の花火大会や、近いところでは立川の昭和記念公園で花火大会がある。
去年は家族で昭和記念公園に出かけて花火を間近で見て来たのだが、今年は子供達の都合で行かないことになった。
息子はフジテレビの26時間テレビを見るので行けない(なんのこっちゃ!)、娘は塾で毎日3時間!の夏期講習で行けない。
とうことで、家のそばの交差点に犬を連れてビールを飲みながら花火を眺めていた。

測ってみると、その交差点から昭和記念公園の東端までは直線距離で3.4Kmだが、花火の上げる地点は多分、南端なので、5.5Kmの距離だ。
ということで、300mmの望遠レンズを持って出かけたのだが、ちょっと長すぎた。多くの花火が、大写しどころか、はみ出してしまった。単焦点なので引くこともできない。

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真ん中の写真は信号機とのコラボ。ちょっと中途半端だったか・・・・

交差点でビール飲みながら、写真撮りながら、犬とブラブラという状態だったのだが、交差点なので色々な人たちが通る。

なかでも犬を連れて歩いている人の多さに驚いた。さらに驚いたのだが、ほとんどの人がウチの犬のことを知っていて挨拶していく。カミさんによると散歩で頻繁に顔を合わせるうちに知り合いになっていくらしい。お互い犬の名前しか知らないのだが。

近所の知り合いの人も当然通って行き、ちょっとした雑談。どうもすぐそばの橋の上は、凄い人だかりらしい。そういえば、一昨年は橋の上から見ていたなぁ。

ff4.jpg
PENTAX K10D, SMC F4 300mm, 2.5sec/F8

信号を渡って来た二人の見知らぬ若人が、花火の打ち上げ場所までどのくらい距離があるのかを尋ねてくる。5Kmと聞いて、じゃ行くか!と走って行く。若い!(でもあの走り方なら30分以上掛かってしまうな)

という訳で、交差点に1時間ばかり居たのだが、なかなか面白いコミュニケーションの場であった。

投稿者 abeshin : 23:33 | コメント (0)

2009年7月24日

Chateau Portillon

ChateauPortillon.jpg

名称Chateau Portillon (シャトー・ポルティリョン)
品種赤 (メルロー 70%,カベルネ・ソーヴィニヨン 15%,カベルネ・フラン 10%,プティ・ヴェルド 5%)
原産国フランス ボルドー

まぁ・・・なんというか、可もなく不可もなく。
実家からジンギスカン用のラム肉が送られてきたので、それをツマミに飲んでいたのだが、珍しく飲みきれずに真空キャップを付けて冷蔵庫に保管。
今日、1週間ぶりに再開したのだが、どうも良くない。やはりすぐに飲まないとな。

それにしても最近は安いワインばかり飲んでいる気がしないでもない。
この不況時、我慢我慢か。

投稿者 abeshin : 23:06 | コメント (0)

2009年7月19日

DTCP-IP対応ソフトウェア

tvmenu1.jpg
DiXiM Digital TV (HDDレコーダDIGAに記録されている番組を呼び出しているところ)

やっと発売された。
長らく待っていたDTCP-IP対応のソフトウェア・プレイヤーである。

DTCP-IPとは、主に家庭内LANなどのIPネットワーク内で、著作権保護技術(DRM)により保護されたコンテンツを伝送するための技術規格。IEEE 1394などの通信規格において実装されていた著作権保護技術であるDTCP(Digital Transmission Content Protection)をIPネットワークに適用したものである。

この説明ではピンとこないかもしれないが、
要は、地デジ放送は以前のアナログ放送と違い、デジタル・データを使用しているため、コピーしても全く画質/音質が劣化しない。なんといっても地デジは1440x1080という解像度を持つため、高品質なコピーが行われてしまうと著作権に関わる大問題となる。(ちなみにアナログ放送は720x480相当だが、あくまでもアナログ・データとして放送を受信するため必ずデータの劣化が発生する)
一般的に、地デジの番組はHDDレコーダに保存されるが、それをTVに直結して視聴する分には何の問題もない。
しかし、例えば、家庭内LANを介してデジタル・データを別の部屋に送り、何らかのレシーバ機器で番組を視聴する場合には問題となる。
なぜなら、そのままデジタル・データをネットワークに流すと、そのネットワーク上のパケットを横取りして元に戻せばデジタル・データがそのまま手に入ってしまうからだ。つまり、ネットワークを介して不正コピーが可能になってしまうのだ。
それを防ぐために使用される技術がDTCP-IPだ。これはデジタル・データを暗号化してからネットワークに流すというものだ。従い、仮にネットワーク上のパケットを横取りして元に戻そうとしても、データが暗号化されているため、元データを取り出すことは極めて困難となる。

地デジとパソコン

このように、地デジなどのデジタル・データを扱う場合、レコーダ、プレイヤー、TVを製品提供する各企業は、常に不正コピーが不可能な状態を維持する必要がある。簡単にコピーを許す製品を出してしまった場合、業界、特にTVや映画など著作権にうるさい団体から袋叩きに合うのは必至で、最悪の場合、損害賠償請求の可能性もあるため、各企業とも慎重には慎重を期している。

パソコンを介すると、もっとややこしい話になる。何せ、ある意味パソコンは何でもできるため、デジタル・データを如何に保護するかが問題となる。

dmr.jpg左図はパソコンを介してHDDレコーダの番組を視聴する場合のデータの流れと、インタフェース、それぞれの著作権保護技術を示している。

HDDに保存された番組データはLANを経由してパソコンへ送られる。これはすでに説明したが、DTCP-IPにより暗号化されたデータがパソコンへ送られる。従い、ここでデータが不正コピーされてしまうことはない。

次はパソコンの中だ。デジタル・データはパソコンの構成要素であるCPUやメモリ、グラフィック・チップ間を行き来するわけだが、驚くなかれ、このパソコン内のやり取りも全て暗号化されてやり取りされるのだ。これはCOPPと呼ばれる技術だ。それにしても、パソコン内を移動しているデータをわざわざ暗号化する必要はないように思うが、ずいぶん過剰に保護しているものだ。データを不正に引き抜く方が難しい気がする。

最後はディスプレイとパソコンの間だ。通常DVIと呼ばれるインタフェースで繋がっている。ここは比較的単純なプロトコルでデジタル・データが流れており、ここを横取りすれば、やはり不正コピーができてしまう。そこでHDCPと呼ばれる技術で暗号化を施す。もちろんHDCP対応のディスプレイが必要になる。

以上示すように、あらゆるインタフェース間で漏れなく暗号化し、不正コピーが出来ないようガチガチに囲われているのである。

DTCP-IP対応ソフトウェア

PanasonicのDIGAもそうだが、DTCP-IPに準拠したHDDレコーダは結構、世の中に出回っている。
これに対応したDTCP-IP対応のメディアプレイヤーと呼ばれる機器はBuffaloやIO-Data等から売られており、ネットワークを介して別の部屋のTVでDIGA等で録画した番組が見られることを謳っている。ただし、もちろんネットワーク・インフラとTVが別途必要であり、機器自体もそれほど安いものでもない。

元々、映像を再生する能力を持ち、さらに画面を映し出す適当なディスプレイを有しているパソコンこそ、DTCP-IPの再生に適していると思われるのだが、対応したパソコン・ソフトウェアというのが中々出てこなかった。
多分、DTCP-IP, COPP, HDCPの3つが揃っている必要があり、かなり敷居が高いからだ。
COPPはそれに対応したグラフィックス・チップが必要になる。またHDCPはそれに対応したディスプレイが必要になる。この2制限で動作可能なパソコン数は相当絞られてしまうのではないかと思う。

ということで、冒頭にも書いたが、待ちに待ったDTCP-IP対応のソフトウェア・プレイヤーがようやく発売された。
HDDレコーダのDIGAは居間にあり、同じく居間にある大画面TVに接続されている。言い方を変えると居間でないと録画した番組が見られない事になる。
これは実は非常に厳しい。なぜなら、TVは家族の誰かにいつも占有されがちだからだ。

以前のエントリにも書いたが、我が家にはDIGAが2台あり、最大4番組同時録画が可能な体制になっており、場合によってはフル稼働している。
録画される番組はどんどん溜まっていくが、見るための時間は増えるわけではない。
せっかく録画してもTVが空いていないため、なかなか見られないという状況になるのだ。
空いた時間で少しでも「ながら見」をするためにも、パソコンで録画番組が見られるDTCP-IPのプレイヤーが欲しかったのだ。

早速購入(4,980円)しインストール。
おぉ、DIGAに録画されている番組がパソコンでそのまま見えるではないか!

TvPlay.jpg
DiXiM Digital TV (Battlestar Galactica)

上は敢えてウィンドウ表示しているが、全画面表示とすることで、HDクォリティで視聴することが可能だ。

制限の多さに戸惑い

実は「録画したが、TVが空いてなくてなかなか見られない」というのは自分より妻の方が多いようだ。早速このソフトを妻のノートPCにインストールしたのだが・・・・
うーん、やはり敷居が高い。
Windows VistaだとHome Premium以上が必要だとの制限があった。描画方式により、Aeroの動作が必要らしい。妻のノートPCはWindows Vista Home Basicである。
(それにしてもWindowsXPなら何でもOKなのになぁ)

次に、前出のWindows7をインストールしたネットブックにインストールしてみた。こいつはAeroが動作している。
うーん、これまたダメ。
動くには動くが、HD画像の再生にはそれなりのCPUパワーが必要で、音はするけど画像は待てど暮らせど出てこなかった。

うーん、制限というか敷居が高いなぁ。
個人的には非常に有益なソフトだが、一般的にみると、あんまり売れない気がする。

投稿者 abeshin : 00:49 | コメント (0)

2009年7月18日

禁煙2ヶ月経過

nikoretto.jpg
Nicoretteキャラクターと江川悦子

5/18に禁煙し始めて今日でちょうど2ヶ月経過。
未だにちゃんと続いています。

先日、会社の健康管理センターに行った時、「タバコをやめた、特に何もせずスパッとやめた」と言うとエライ驚かれた。
健康管理センターでは禁煙外来というのをやっていて、医学療法的に禁煙を成功させるプログラムがあり、以前自分も勧められていた。
禁煙外来では、ニコレットのようなニコチン・ガムや、ニコチンの含まれたシールを体に張り付ける等、タバコなしでもニコチンが体に供給されるようにし、徐々にニコチンを体から抜いていくということをやっているようだ。
スパッとやめた自分からしてみれば、えらいまどろっこしいというか、遠回りな事をしているなと思った。

さて、タバコをやめて2ヶ月だが、以下のような変化がある。

という訳でいい事づくめだが、やはりたまに、ホント極稀にタバコが吸いたくなる。
何かをやり終えた、一区切りというタイミングでそういう気になってしまう。
一体いつになったら、完全に吸いたくなくなるのだろうか?

これに関しては嫌なことを聞いてしまった。
会社の同僚の父親は禁煙して、既にもう30年も経っているそうだ。しかし、それでも他人がタバコを吸っているのを見ると「吸いたいなぁ」と思うそうだ。
30年。30年ですよ!! 吸いたいという苦しみが30年も続くの?!

ホント、タバコって絶対に吸うもんじゃないわ。

ちなみに冒頭の写真はニコチン入りガムのニコレットのキャラクタ。
別に自分はニコレット無しで禁煙しているんだけど、隣の女性に興味があって彼女のブログを読んでいたらたまたま見つけたもの。
女性は江川悦子さんと言って、日本のトップを走る特殊メークアップ・アーティスト。
先日、7/7のNHK「プロフェッショナル」に出演していたのをたまたま見ていたんだけど、この番組に出る人たちのプロ根性って本当に素晴らしいなと。
この江川さんも仕事に掛ける姿勢が素晴らしく、とても魅力的な方でした。

投稿者 abeshin : 16:43 | コメント (0)

2009年7月 4日

この二人、神!

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もうひとりの俺 (1996) from NHK BS hi

右上に"BS hi"と見えるが、丁度先週の日曜日にボケーっとNHK BS hiを見ていたら矢沢永吉の特集。
それほど矢沢永吉が好きな訳ではないが、そのまま見ていたら布袋登場!!
おお!これはもしかして2年前に行われた矢沢と布袋の共演かっ?!
噂には聞いていた(YouTubeで汚い動画は見ていた)が、 これはとにかくすぐに録画しなければ!!

びっくりマークだらけになってしまっているが、布袋はBOOWY時代から好きでアルバムも買い続けている。
影響を受けて大学時代はギターを買ったりもした。(さすがに今は指が動かない!)
とにかくこの二人の大物の共演、じっくり堪能し、さらに永久保存しなければならない。

gakuya.jpg

楽屋にて。
矢沢永吉がその場の思いつきで、ベースもドラムも外して二人だけで演りたいと言い出す。
ギターでベースパートも弾いて、そして華麗なソロに入っていく・・・・と説明し、布袋に今すぐここにギターを持ってくるように要求。
「ま、マジですか!?」という布袋の顔がいい。いきなり矢沢永吉のペース。

Yazawa2.jpg
もうひとりの俺 (1996) from NHK BS hi

いやぁ~ もう言うこと無いです。
楽屋から出てきて一回だけ音を合わせた後、矢沢永吉は本番を要求。凄い緊張感。
音楽番組を見てて久々に鳥肌が立った。本当に感動もの。
この二人、神です。

yazawa3.jpg
もうひとりの俺 (1996) from NHK BS hi

いやぁ、BSのハイビジョン高画質で保存できて良かったよかった。

最後に矢沢永吉が「布袋! 最高だよ~!」と素直に喜ぶ顔が良い。
布袋も「凄いボーカリストの横でギター弾くことの喜びを、久々に思い出しました」と語っていたが、氷室の横で弾いていた時のことを思い出したか?
それにしても布袋、演奏の前後、終始緊張した顔してたなぁ。さすが矢沢永吉の前では布袋もガキんちょというところか。

とにかく、二人の神の共演に重ね重ね、感動。

投稿者 abeshin : 11:48 | コメント (0)