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2003年4月20日

43.244.52.8 固定IP取得

43.244.52.8

これが、taifuh.com のIPアドレス。
遂に固定IPアドレスを取得したのであった!!

Windows でも Linux でもインターネットに接続した状態で

nslookup www.taifuh.com

とコマンドラインで、やってみて欲しい (最近の Linux では host コマンドが良く使われるが)。
見事に "43.244.52.8" が返されるはずだ。

紆余曲折あったが、右側のマシンが常時通電の Linux マシンでサーバとして稼動している。
消費電力を抑えるため、CPU (PentiumII) の周波数を 200MHz にまで落とし、ファンを付けずに稼動させている。
この周波数だと、それほど熱くもならずファンレスで耐えるようである。
ただし、温度が40度にもなるこの部屋での「夏」を経験しておらず、場合によってはさらに周波数を下げるかもしれない。

固定 IP を激安(というか無料)で取得するため、プロバイダをそれまでの Biglobe から KIWI (アッカ)に変えた。
また、1.5 Mbps だったのをこれを機会に 12 Mbps へグレードアップさせた。

左側が新しい、ADSLルータで富士通製である。
ただし実際のルータ機能は右側の無線LANルータで実現しており、ADSLルータはルータ機能を切り、単なる Bridge として動作させている。
ルータが2段噛むのは、どうも気持ち悪い。


ニューマシン

ちなみに最近、新しいノートパソコンを入手した。
もっと小さいのを期待していたが、A4 サイズの雑誌と同じくらい。ただし非常に薄い。怖いくらいに薄い。バッテリーを抜くとおもちゃの様に軽い。
これを持って家と会社を往復しているのだが、重さはそれほど気にならない。
また、無線LANを内蔵しており、カードの出っ張りがなく、すっきりしているのが良い。

なお、Web / Mail / PDF を見る / 簡単な Word, Excel, PowerPoint の作成、の3点に絞った使い方をターゲットとしたため、CPU は Cerelon の 800MHz 程度。
モバイルとして使用するのであれば、この程度のCPUで十分。
本当は Cerelon / 400MHz でもっと長時間バッテリーが持つものが欲しいくらいである。

投稿者 abeshin : 19:12 | コメント (0)

ハンバーグ作りに挑戦!

二人でハンバーグ作りに挑戦。うまくできたかな?

ビデオストリームでの配信です。

ハンバーグ作り

投稿者 abeshin : 03:46 | コメント (0)

情報処理学会 会誌No.4

私は10年ほど前の学生時代、電気学会というものに所属していたが、卒業後、その必要性を感じなかったのであっさり退会した。
というわけで学会とは10年間全く縁が無かったわけだが、新しいものを開発するときは、どこかにネタが落ちていないか、日本に限らず、世界中の論文を読むことになる。
そういう意味では学会とは全く無縁ではないが、この10年間、あくまでも、ひたすら読み手であった。
ところが昨年末に、ひょんなことから情報処理学会より原稿を依頼された。
「最近のPCサーバの動向」を解説して欲しいとのこと。

何だ、それくらいならお茶の子さいさいだ。と思い、年末にその仕事を引き受けてしまった。
が、締め切りは年明け早々だという。

「ゲゲ! 冬休み中に書かなければならないじゃないか!!」

というわけで、去年の冬休みは実家にノートパソコンを持ち込み、原稿を執筆する羽目になったのであった。

む、難しい・・・

書き始めて一番困ったのは、我々は普段多くの情報にさらされており、その中には NDA (Non Disclosure Agreement) 契約を結んで得られたものもあり、いったいどれがオープンの情報で、どれが書いてはいけない情報なのか、まったく分からなくなっていたことだった。
書いたはよいが、あとから契約違反だと、各種ベンダから突付かれるのも困り者である。
仕方が無いので、書いた原稿から、どれがオープンになっているか、いないのかを Web で調べることになる。
実はこの作業が馬鹿にならない。だったら最初っから公開されているドキュメントを元に原稿を書けばよい。
というわけで結局当たり障りの無いものを書くことになり、些か不満が残った。

原稿が出来上がったので、事務局に渡すと・・・・

「難しすぎる!」
「USB と PCI-Express と SATA は何が違う?一緒にならないのか?そこも解説してくれ」
などなど、色々文句を言われてしまった。

難しすぎるといわれても、かなり簡単に書いたはずであった。
後ろの USB と PCI-Express 云々はあまりにも新鮮な質問で、全く異なる I/O デバイス種であったため、そのような比較は我々からは考えもしないところである。その他、色々お言葉を頂戴したのだが、反省点が多く非常に勉強になった。

発刊

というわけで、色々修正を加えて原稿を提出。
今月「情報処理」に掲載された。

編集後記にはこう書かれていた。

うーむ、読み返すとお世辞にも良い文とは言えず、内容もこなれておらず、まだ難しい。
今まで、仕様書は数多く書いてきたが、全て技術者向けである。
今回は万人向けの文書。本当に難しいものである。

ちなみに内容は以下のPDFでどうぞ。

PCサーバの入出力インタフェース動向 (415KB)

投稿者 abeshin : 02:47 | コメント (0)