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2003年12月13日

きたぞ、光だ

もう、タイトル見れば何をしたかお分かりでしょう。
遂に光ファイバーを引き込みました!!!

hikari_p1.jpg

左がNTTからレンタルしている、回線終端装置。
後ろに繋がっている回線は当然ながら、モロ光ファイバーです。
右は最近買い換えた無線ルータ。
無線は高速な 802.11g (54Mbps) 対応。スループット96.5Mbps を誇るつわものです。

古い無線ルータだとスループットが低く、いくら光ファイバの部分のスピードが速くても、ルータがボトルネックとなりスピードが出なくなることがあるようです。

さて、我が家はパソコンの台数が多いので、基本的に無線でネットワークが構築されています。
下が現在の家庭内 LAN の状況。以前と比べ Network 接続機器がかなり増えています。

hikari_p2.jpg

線LANは自分の部屋のパソコン周辺と、居間のネットワーク機器を束ねる部分にのみ存在し、それ以外は全て無線LANで接続されています。
また、無線LANは今のところ 802.11b と 802.11g が混在している状況ですが、相互干渉による性能劣化を防ぐために 11b 系と 11g 系は別チャネルを使用しています(上図の黄色と水色のエリア)。
これにより 11b / 11g 双方とも最大のパフォーマンスを発揮することが可能となり、多分、混在環境ではベストな構築と思われます。

子供用のパソコンは 10Mbps Ethernet を単純に無線LANに変換するメディアコンバータを使用しています。
娘も「一太郎 スマイル」という小学生向けの学習+ワープロ・ソフトを使うようになったため、頻繁にパソコンを活用しているようです。
(ちなみに一太郎スマイルは小学校のパソコン・ソフトのデファクト・スタンダードのようで、娘にせがまれて買いました)

一階の有線 LAN エリアでは、BB Unit付きのPlay Station2や、DVDレコーダ、IP電話が接続されています。
DVDレコーダはパソコンからアクセスして、様々な編集作業が行えるほか、E-Mailで予約録画が出来るなど、かなりの優れものです。
Play Stationもインターネットに接続されており、ネットワーク・ゲームが楽しめます。
これら3機器は100Base-Txのスイッチング・ハブに繋がれ、802.11gのブリッジを介して2階の無線LANルータに接続されます。。

残りは、無線LAN内臓の2台のノート・パソコン。
自分も普段は、ほとんど居間のノート・パソコンで済ませており、2階のメインのパソコンは複雑で重い処理を行うとき以外はあまり使っていません。

ホーム・サーバは昼夜間、一年間連続運用しているサーバで、www.taifuh.com もこのサーバで動いています。
(実はネットワークを通じて、パブリックな事をしているため、わざわざサーバを立てています)
このサーバは、Webサーバ、メール・サーバ、プリンタ・サーバなど、多くの処理をこなしています。

スピード測定

というわけで、実際にインターネットでのアクセス速度を測ってみました。

有線LAN 自分のパソコン

hikari_p3.jpg

うひょー!!やっぱり凄い速いなぁ。53 Mbps ですよ!
遂に一般家庭に、こんな高速回線が来る時代になりました。

802.11b 無線LAN 妻ノート・パソコン

hikari_p4.jpg

802.11b は 11Mbps と言われているけど、実効速度は約 5 Mbps.
まぁ、無線LANとしては十分ギリギリの速度なんだろうけど、上を見ちゃうとなぁ・・・・。
これでは DVD 並みのビデオ・コンテンツはかなりキツそう。

802.11g 無線LAN 自分のノート・パソコン

hikari_p5.jpg

802.11g は 54Mbps と言われているけど、実効速度は約 24 Mbps.
やはり、ぴったりその値。これだけ出ていれば問題なし。ビデオ画像もかなりいい感じです。

ちなみに今回、光に変えたことにより、固定 IP Address も変わってしまった。
同じプロバイダなのだからわざわざ変えることも無かろうに。

スピードの歴史

hikari_p6.jpg

さて、ここで回線速度の歴史を振り返ってみよう。
あくまでも自分ベースなのだが、左のグラフはパソコンに接続された回線の速度である。
指数的にアップしているため、対数グラフで示してある。

大学時代、2,400 bps のモデムを使っていた頃が懐かしい。その時と比べて、なんと2万倍の速度向上である。
通称「にっぱっぱ」と呼ばれた、28,800 bps の 1700倍・・・・

Ethernet の世界は 10 Mbps から Fast-Ether の 100 Mbps、最近では Giga-bit Ether の 1 Gbps が安価で登場している。
更に 10 Gbps の Ether も規格化され、まだまだ高価だが、製品も見えてきている。

家庭の回線速度も、同様に対数ベースで速度アップしていくことになるのだろう。

投稿者 abeshin : 2003年12月13日 11:06

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