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2005年6月29日
コンパクト・デジカメの終焉
最近新しい携帯を買った。
SONY ElicsonのWS31S(AU)である。
音楽も聴けて、ラジオも聴けて・・・というやつである。
早速、モーラから音楽をダウンロードし、携帯と云うより、ミュージック・プレイヤーとして重宝している。
ところでこの携帯、当たり前のようにデジカメ機能が付いており、もはやカメラを「売り」にはしていない。
ということもあり、カメラはオマケ程度に思っていたのだが、先日試しに使ってみた。
オマケと云っても有効画素数 約201万画素のメガピクセルである。200万画素(1600× 1200)あれば、Lサイズの写真ならば全く問題ない。
撮影したのが以下。特に画像圧縮やシャープネスなど一切の画像処理は加えていない。
画像が大きいのでうブラウザによっては縮小表示されるかもしれない。
オリジナルサイズはそれぞれ (1600x1200) / (1280x960) / (1280x960) である。
細かく見れば、レンズがちゃちなせいもあり、周辺部で歪みが大きく出ており、また、全体的にシャープさに欠ける。
ただ、Lサイズの写真として見るのであれば、それほど悪くはないのではないかと思う。
現在使用しているコンパクト・デジカメSONY CyberShort DSC-P1(334万画素)は、かれこれ4年前に購入したのだが、さすがにレンズは光学3倍ズームであり、携帯よりは大きくしっかりしている。
ただし、こちらの画質もそう誉められたものではない。とにかくレンズが暗く、ストロボを使用したときのホワイト・バランスの崩れようは見られたものではない。後処理の修正でどんどん画像が劣化していく。
先の子供の運動会で使用していて一番不満だったのは、そのレスポンスの遅さと、絶望的なまでのズーム機能である。
コンパクト・デジカメは要らない
最近、旅行でもカメラを持ち歩かない人が多いらしい。
この話は納得できる。先の結果を見るまでもなく、旅行やお気楽なスナップ写真なら本当に携帯で十分だからである。
実は先日のGWで遊び回ったときも、カメラを持つのが面倒で、途中から携帯で撮影していた。
CyberShotは娘にくれてやったのであった。
820万画素! 一眼デジカメ
さすがに携帯のカメラでは応用が利かないので一眼デジカメを購入した。
購入までには、どれにしようか結構悩んだ。
Nikon D70s, D50 / Canon EOS 20D, EOS Kiss/ PENTAX istDs .....
実はフィルム・カメラの一眼レフを2台持っており、レンズも4本持っている。
それらは全てPENTAXだ。しかし昔から憧れていた Nikon も良さそうだ。
今ひとつPENTAXの一眼デジカメには惹かれるものがないなぁ・・・。
やっぱNikonかな・・・。
悩んだあげく、値段的にも、機能的にもバランスの取れたCanon EOS Kiss Digital Nのズーム・レンズ2本セットにした。
ある意味Canonはほとんどノーマークだったが、実際に試用してみて、「あぁ、これしかないな」と即決してしまった。サイズ、重量だけでなくシャッター音など、フィーリングがとても良い。この値段で830万画素というのも気に入った。
一眼レフといえば、その大きなレンズを生かしたボケ味でしょう。
早速撮影。
久々の一眼、このボケ味。やっぱ一眼はいいなぁ。
真ん中の写真は意図的に色温度を変えてみた。本当は他の2枚と同じく西日を浴びて赤みがかっているのだが、RAWファイルをいじることにより、全くの画質の劣化無しに任意の写真が作れる。
後からJpegファイルのを触るのとは、画質、バランス的にも大違いである。
左の写真は泰我の腕の部分を拡大したものだが、Tシャツの毛羽がこんなにくっきりと!
やっぱいいねぇ。
さすが830万画素!
ついでに、庭の花を適当に撮影してみた。
というわけで我が家ではコンパクト・デジカメは完全にその役目を終えた。
お気楽モード=携帯デジカメ
気合い入れモード=一眼デジカメ
コンパクト・デジカメの出る幕がないのである。
投稿者 abeshin : 2005年6月29日 00:20