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2006年9月10日

US日記10 ~ナイアガラ大瀑布~

言わずと知れたナイアガラの滝。凄い。凄すぎる。

場所はニューヨーク州とカナダの国境に位置する。ボストンからは車で飛ばしに飛ばして、6時間ほどの場所。ある意味、延々と6時間もの間140~160Km/hですっ飛ばして、やっと着くほど遠い。やはりアメリカは広い。

ところで、ナイアガラの滝は、上の写真の看板が示すとおり、英語で表記すると Niagara Falls となる。Fall (滝) に s (エス)が付いて複数形になっている。実はナイアガラの滝は3個の滝から成っている。
アメリカ側に中くらいの滝と小さな滝、まとめてアメリカ滝と呼ぶ。もう一つはカナダ側にある最大のカナダ滝。

下はパノラマ写真。こんな感じでナイアガラの滝は存在する。これは国境を越えてカナダのタワーから撮影したもので、左がアメリカ滝、右がカナダ滝である。特にカナダ滝の水の量は凄まじく、常にきのこ雲のような水しぶきが立ち上っている。
(パノラマにしてあります。マウスで動かしてください。)

まずはアメリカに居るのでアメリカ滝側に行ってみた。

中くらいの大きさとはいえ、そばに来ると凄い。音と水しぶき、そして落ちてきた水が作り出す猛烈な風。やはり世界一の滝は迫力がある。
音がないのでその迫力は伝わらないかもしれないが、ムービーを以下からどうぞ。

アメリカ滝の横で (QuickTime Movie:2.3MB)

次にさっそく、船でアメリカ滝、カナダ滝を直近で見ることに。

Made of the Mist というアトラクションで、滝のそばまで近づく。料金は$10。

船に乗る際に、ひざまでのカッパが渡される。
そうなのだ、とにかく水しぶきと、水の落下によって発生する風が凄く、台風のさなかにいるような状態になる。とてもカメラで写真を撮っている状態ではない。
それでも何とか取ったのが上の写真。左はアメリカ滝。真ん中と右がカナダ滝。カナダ滝は大きすぎて写りきらない。これでも左端と右端の部分だけ。真ん中は真っ白で、風が凄まじく何がなんだか分からなくなり写真なぞ撮れたものではなかった。

少しは風と水しぶきの弱い(といっても相当なものだが)アメリカ滝はムービー撮影したので、以下をどうぞ。

アメリカ滝正面 (QuickTime Movie:1.7MB)

お次はアメリカ滝の下に行き、思いっきり滝の水しぶきを浴びようというもの。
一応、 Cave of the Windsというアトラクションで、これも$10。
かなりビチョビチョになるらしく、料金でサンダルが付いてくる。とりあえず靴を履き替え、カッパを着てエレベータで一気に滝の下へ。

どぉぉぉぉ・・・・凄すぎ!本当に滝に打たれるよ!
これは短パン必須。いくらカッパを羽織っても、風が凄くて水が巻き上がってくる。オマケに滝の水しぶきの直撃を受け、ジーンズがベチョベチョに濡れてしまいました。
これも写真を撮るどころではなく、上の写真はこれから階段を登って、滝に突っ込むぞというところ。

下のムービーも写真を撮ったところと同じところ。すさまじい勢いで水が落ちてくる。

アメリカ滝直下 (QuickTime Movie:1.3MB)


その後カナダへ移動。パスポートに CANADA - Niagara Falls とスタンプを押されご機嫌。

やはりカナダ滝は大きい。圧倒されます。

カナダ滝 (QuickTime Movie:2.2MB)

横幅はアメリカ滝の3倍はあろうかという規模。すさまじい轟音。

カナダ側にも滝の裏に行ってみたりと、色々なアトラクションがあるのだが、午後遅くなってしまったこともあり、眺めるだけ。もう少し時間があれば・・・というところ。
夜には滝がライトアップされるようで、そこまで待っていたかったが、なにせ明日の帰りも長大な時間の運転があるので、とりあえず帰れる所まで帰っておこうということで、PM 5:00 にカナダを出国した。

それにしても、ナイアガラの滝は、思っていたより遥かに良い場所だった。
景色としての眺めはもちろん絶景だが、やはり動きがあり、絶えず形を変え、大音響と共に延々と大量の水が落ちてくるというのは、眺めていて非常に心地良いものであった。

投稿者 abeshin : 2006年9月10日 12:30

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