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2009年8月 9日

通話用携帯とデータ通信用携帯

DualCellPhone.jpg

個人で携帯を2台以上所有している人は、どれくらいいるのだろうか?
今は一台の携帯で複数の電話番号が持てるので、番号の使い分け目的で複数台の携帯を持つというのも、あまり経済的ではない。

上の写真の通り、自分は個人的に2台の携帯を持っているが、利用目的で使い分けている。
通話用とデータ通信用だ。

左はAUの携帯電話。もうかれこれ2年半以上使っている。自分は折りたたみタイプの携帯が嫌いで、昔からスライド式を使っている。片手でサッと上面をスライドさせて、すぐに通話可能だからだ。
ま、折りたたみでも簡単に開くタイプがあるのかもしれないが、どうも好きになれない。
さて、このAUの携帯は主に通話と、簡単なメールのやり取り程度にしか使っていない。こんな携帯でインターネットにアクセスするのは、アホらしいので決してWebサイトなんか見たりしないし、メール以外の一切のパケット通信はしない。なので、最低限の安い基本料金設定だ。

一方右はイーモバイルの携帯電話。こちらはいわゆるスマートフォンで、Microsoft Windows Mobileで動く携帯だ。こちらは完全にデータ通信用。
インターネットアクセスは主にこの携帯で行っており、サイズの大きな会社のメールもこの端末からIMAPで接続する。さらにPDFどころか、ワード、パワーポイント、エクセルのファイルも開けるので非常に重宝している。
後で書くが、料金設定の都合からこのスマートフォンはほとんど通話に使用していない。

S21HT.jpg

Webアクセスもこの通り。2.8インチのVGAサイズ(640x480)なので少し字が小さくて見ずらいが、この携帯はタッチパネルなので、拡大して指でグリグリすれば苦にならない。
おまけにタッチペンも収納されており、非常に使い勝手が良い。

スマートフォンの料金プラン

さて、このイーモバイルのスマートフォンだが、料金体系が非常に分かりずらい。
イーモバイルの公式サイトで料金プランを見ればわかるが、あまりにも複雑すぎて訳が分からない。
非長期契約プラン、にねん、新にねんに、さらにアシスト云々・・・。データ通信をメインとした場合、どれを選択すればリーズナブルなのか、全然理解できなかった。

結局店に行って聞いたのだが、店員も料金プランの組み合わせが多すぎて、正直説明が面倒だとこぼしていた。
店員のお勧めは一番初期費用が安いは100円のプランだった。その代わり月々の支払いが、携帯割賦分が1,800円、基本料金780円、自分にとって必須のデータ通信料金1,000円で合計3,580円。これで2年間の縛りとなる。つまり2年間の支払は初期費用込で、86,020円だ。

ところが、いろいろプランを検討すると、こんなのがあった。
携帯は一括購入、しかし2年縛りという条件で初期費用は39,980円。月々の支払い分だが、通話はしないのだから一切の通話系オプションは付けない。データ通信料金1,000円。これだけ。月額はたったの1,000円だ! 2年間の支払は初期費用込で、63,980円だ。お勧めプランに比べて22,040円も安くなるのだ。とにかく、月々たったの1,000円というのがありがたい(もちろん、データ通信が多いと1,000円では済まないのだが、どんなに使っても4,980円止まりだ)。

無線LANでお手軽インターネット

普通の携帯と違ってこの手のスマートフォンの良い所は、普通に無線LANをサポートしていることだ。
従い、外出先でも無線LANスポットがあればタダでインターネットにアクセスできる。
しかし実際そんな機会はそれほど多くない。一番の利点は家での利用だ。
あくまでも無線LANでのアクセスになるので、どんなにアクセスしようが、どんなに大きな写真、動画を送ろうが、全くタダなのだ!!ここが普通の携帯の使用と決定的に異なる。
パケットの定額に契約していれば同じ話かもしれないが、無線LANを使用している分にはどんなにインターネット・アクセスしようが1,000円ポッキリだ。
さらに、家庭内無線LAN直結なので、非常にスピードが速いし、ホーム・サーバにアクセスして音楽、ビデオを見ることも可能だ。

まさに携帯というより、小さなネットワーク・メディア端末として使用できるのが大きな利点だ。

PANを介したインターネット接続

今まで、LAN環境のない場所に行った場合は、AUの携帯をモデムとして利用して、USBケーブルをノートPCに接続してインターネットへのアクセスを行っていた。それほど悪くはなかったが、いかんせん、AUのパケット定額契約は、あくまでも純粋に携帯のパケット通信だけの定額プランである。モデムとして使用した場合は別料金であり、定額もあるが非常に高額であった。さらに、モデムとして使用した月に限り、プロバイダからも別料金が発生するという、懲罰的な代物だった。

BlueTooth.jpg

このスマートフォン、BlueToothもサポートしている。これを利用してPAN (Personal Area Network)をノートPC-スマートフォン間に張り、ノートPCのインターネットアクセスをスマートフォンを介して行うことが可能になる。
上は前出のネットブックだが、残念なことにBlueToothをサポートしていないので、Coregaの500円のUSB BlueToothを装着してある。

Access2.jpg

ネットブックからのインターネットへのアクセス要求は、Bluetoothを介して携帯へ送られる。さらに携帯は3Gパケット通信でインターネットへのアクセスを行う。
以前のようにUSBケーブルを接続する必要もなく、非常に快適である。


という訳で、自分の2個の携帯は完全に棲み分けがなされており、なお且つ双方とも非常に安い契約料で済んでいる。ただ、安いとはいえ、やはり無駄でもある。イーモバイルの通話エリアがさらに広がるのなら、AUはやめても良いかなと思うこのごろである。

投稿者 abeshin : 2009年8月 9日 01:32

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