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2009年9月18日

写真で見るUS出張

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マサチューセッツ州, ウォータタウン市, ウォタータウン・モール

今週1週間出張で、アメリカはマサチューセッツ州のBoston(ボストン)、Waltham(ウォルサム)、そしてワシントンDCに居た。
米国に単身赴任していた頃は結構写真も撮影しており、US日記として多くの米国東海岸の写真がある。

日本へ帰任後も頻繁に米国へ出張へ行ってはいるのだが、なにせ分刻みで動いていおり超多忙。会議会議の連続で、米国に来てもほとんど会議室に居るので、全然写真を撮る暇もない。

今回はなるべく写真を多く撮ることを心がけてみた。
で、いざ撮影した写真を並べてみたら・・・・・

食い物の写真ばかり!!

う~ん、しょうがない。それでは早速写真の列挙、行きます。

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まずは、成田空港に到着。いつもANAに乗っているので成田空港は第一ターミナル。そして上の写真はANAのラウンジだ。
家のそばから出発する6:30の高速バスで成田へ向かっており、朝早いため、いつも朝食抜きになるので、ラウンジで腹ごしらえするのが常になっている。
国内線のラウンジと違い、国際線のラウンジは食べ物が豊富だ。

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飛行機に乗り水平飛行に移行したところで、シャンパンが振舞われる。銘柄は「シャンパーニュ ドラピエ カルト ブランシェ ブリュット」で、1808年の創業以来、家族経営を貫く名門シャンパーニュ・ハウスのもの。桃のような甘い香りの中に、ナッツや蜂蜜のニュアンスが漂い、小気味よい泡立ちと柔らかな酸味のバランスが心地よい。

ここから先、全てビジネスクラスの話であり、エコノミーしか乗ったことのない妻がこれらの写真を見て、余りの格差に憤慨していた。
ま、自分も恒常的にビジネスに乗れるようになるまでは、エコノミーで長い下積み積んだからなぁ。
今じゃ絶対エコノミーに戻れないケド。

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ちなみに、足を思いっきり延ばしても前の席には届かないほどゆったりだ。

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次に飲み物を訊いてくる。もちろん、カベルネ・ソーヴィニヨンの「ロックウッド ヴィンヤード 2006」を注文する。このワイン、カリフォルニアはモントレーのワイナリーだが、上品なワイン造りで有名。カシスやブラックベリーのような強く甘いアロマが香り、かなり優しい口当たり。
ちゃんとテイスティングもさせてくれる。少量をグラスに注ぎ、軽く回すと非常に良い香りが漂った。

本当にキャビン・アテンダントは気が利いてて、ワインがなくなるとすぐに注ぎに来てくれる。

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ディナーは和/洋選べるのだが、今日は洋食のステーキにした。まずは前菜から。
オリーブオイルに岩塩を入れ、パンをそれに浸して食すと美味しい。

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メイン・ディッシュ登場。味はまぁまぁかな。

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最後はデザート。これを食べると、かなりお腹がきつくなる。
ここからしばらくは間があく。ビデオを2本ほど見て、6時間ぐっすり寝るのだ。

行きの便では2本映画を見た。
おっぱいバレー」これ見たくてしょうがなかったんだよね。そういえば、綾瀬はるかの映画、最近よく見ているなぁ。「ICHI」に「ハッピー・フライト」に・・・・出た映画全部見てるじゃん! ま、全部飛行機の中で見ているんだけどね。
それと、「スター・トレック」だ。JJエイブラムスがカーク、スポック、マッコイの若き日を描いたものだ。いやぁ~面白かった。

起きると、お腹が空く。朝食の時間だ。

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思いっきり「和」の五穀米のご飯を食べる。
食べて、ちょっと時間がたつとまたお腹が減る。どうも量が少ない。

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急遽、きつねうどんをお願いした。

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そうこうしているうちに、ワシントン・ダレス空港(IAD)に到着。

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ユナイテッド航空のラウンジで一休み。2時間後、ここからボストンに向かう。
ちなみに、ユナイテッドはANAと同じスター・アライアンスのメンバーなので、ANAの上級会員である自分はユナイテッドのラウンジも利用可能だ。
ま、ラウンジの質としては、ユナイテッドよりもANAの方が上のような気がする。

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ボーイング757でボストンへ。
そういえば、なぜか日本にはB757が存在していない。B767の胴体細い版なのだが、サイズが日本にとって中途半端なのだろうか?

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そんなこんなで、ボストン・ローガン空港に到着。写真はユナイテッドのArrivalのすぐ外の様子。
ちなみにこのボストン・ローガン空港は、9・11(同時多発テロ)でワールドトレードセンターに突っ込んだ、 2機が離陸した空港としても有名だ。

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レンタカーを借りて、ウォルサム市(Google Mapで見るとウォーザンって書いてある。う~ん、発音的にはウォルサムの方が近いと思うんだけどなぁ・・・・)のHilton Garden Inn Walthamへ直行。
これは窓の外の景色。

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中はこんな感じ。今回初めてこのホテルに泊まってみたのだが、まぁ、可もなく不可もなくだが、ヒルトンという名を冠している割には少し安っぽい感じがした。

ホテルのチェックインの後、お土産の買い物をしに隣町のウォータタウンへ行った。
冒頭の写真はその時の夕焼けを撮ったものだ。写真じゃ分かりづらいが、ああいった景色は中々日本では見られない。

で、次の日、アライアンス先の会社の本社に行き、ミーティング。
朝9:30~17:00まで昼食の休みを挟んでひたすら英語のミーティング。時差ボケもあり、本当に脳が疲れる。さすがに写真はない。

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で、相手の会社のマネージャとディナー。マサチューセッツはシーフードが美味しい。
これはHaddocという魚。日本語だとコダラというのだそうだが、北大西洋にしか住んでおらず、これを日本で食べたことはない。

で、次の日。
今日は夜にワシントンに移動するので、ホテルをチェックアウトして相手方の本社に向かう。
レシートをもらって目が点。
20万円? 2泊なら4万円程度のはずだ。
良く見ると国際電話で16万円分だ。確かに到着して今朝出るまでの3日間で、日本側との打ち合わせのため5~6時間の国際電話はした。しかし20万円は高すぎる。
「高すぎるじゃね~か!」「国際電話だから当たり前だ!」「こんな値段見たこと無いぞ! 割引か何かあるはずだ!」
とすったもんだの末、相手も折れたのか裏に引っ込んで何やら相談している。会社が全額払うにしても、これは問題のある額だ。

新しいレシートを持って男が戻ってきた。国際電話は全部タダだと言って、4万円のレシートになっていた。
なんのこっちゃ?! 交渉一つで16万円の差! 久々にアメリカらしさを感じた。
不条理だと思ったら、とことん戦わなければならないのだ。米国生活で学んだことだ。

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今日も朝9:30~16:00のミーティング。
本当に仕事しているのか疑われそうなので、昼のランチを食べながらの談笑の写真。
真ん中に日本人のような人がいるが、確かに人種としては日本人だが、英語しか喋れない。

会議の最後に相手方会社の取締役が出てきて「本当にこの共同プロジェクトはうまくいった。日本と米国で全く性質の異なる二つの会社が、遂にはこれを成し遂げた。素晴らしいことだ」と、褒めてくれた。あ~この一言で疲れが飛ぶ。良かった良かった。

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相手方の米国会社のみんなから、また米国に戻って来いと言われる。いつ戻っても良いようにちゃんと部屋も用意してあるんだと。確かに部屋が確保されている。嬉しい限りだ。
相手方に言わせると、自分は「ものすごくタフなマネージャ」なのだそうだ。タフは文字通りStrongの意味だが、Slave Driver(部下を奴隷のように使う)とも言われてたなぁ・・・・・

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会議も終わり、いつもはホテルに戻ってバタン、キューなのだが、今回はその日のうちにワシントンまで移動だ。レンタカーを返して空港行きのバスに乗る。

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再びボストン・ローガン空港。ワシントンへの便までまだ1時間あるので夕食を採ることにする。

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まずはビール。色を見ればわかるが、非常に濃い色をしている。
名前は忘れたが、このビールは非常に苦かった。苦いと言ってもホップの苦みじゃなくて、何か別のモノが入っているんじゃないかと思わせる苦みだった。いつも思うが、日本のビールが一番おいしい。

ちなみに、前に座っているのは今回の出張に同行した上司。

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このブロッコリーの量は尋常じゃない。なんでいつもこう量が多いのか!?
肉は今回初めてのような気がする。ずっとシーフードばかり食べていたからなぁ。

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何だかんだで、ワシントンDC, ダレス国際空港に到着。ホテルへのシャトルバスを待つ。

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ホテルはEmbasy Suite Dulles North(エンバシー・スイート)だ。エンバシーはどこも同じつくりで、右の写真のようにドーンと吹き抜けがある作りになっている。やはりエンバシーに来るとホッとする。ここもヒルトン系だが、こっちの方が全然良い。
全部屋スイートで、居間と寝室が分かれていて滅茶苦茶広くて快適だ。

で、次の日。

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ダレス空港のターミナルBの様子。ここにANAの発着場がある。
面白いことに、ここのディスプレイは全てうちの会社のものが入っている。
アメリカではコンピュータの会社というより、ディスプレイの会社と思われているみたいだ。

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ダレス空港のラウンジはこんな感じ。
出発時にはいちいち外に出なくても、ラウンジから専用通路を通って直接飛行機に乗れるので、非常に楽だ。

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食べ物も飲み物も全部タダ。カップ麺、おにぎり、ビールで昼飯。
で、飛行機に搭乗。

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デジャビュのようだが、またシャンパンとワイン。

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今回は和食にした。これは前菜。

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で、メインだ。鴨肉だったのだが、日本酒との組み合わせで最高だった。
やっぱ、飯食っている時が一番幸せかも。

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締めはこれ。もうあんまり食えん・・・・

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で、ワシントンDC-成田は14時間の長いフライトだ。時差ボケを直すという意味でもしっかり寝ることが重要だ。
それには酒の力が一番。ワインをガンガン飲みまくるのだ。
ただ、口がさびしいので、チーズを頼んでおく。

帰りは映画は一本だけ。「ターミネータ4」だ。

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最後のアルコールとしてANAのオリジナル・カクテルである「グランブルー」を飲む。
これ、ビター感が良いんだよね。写真では黒く見えているが、実際は非常に深い青色をしている。

で、8時間ほどぐっすり寝た。

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起きて早速お腹がすく。朝食はパンとビーフシチューにした。
ここまで写真を見て妻曰く「一体いつも何しにアメリカに行ってるかと思ったら、美味しいもの食べに行ってるだけじゃないの!? 私たちが家で質素な暮らしをしている時にこんなもの食べていたの?!」
いや、誤解なのだが・・・・。

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ってな具合で日本到着。
さて、バスでこれから帰りますかぁ。やっぱ日本が一番いいよ。

投稿者 abeshin : 2009年9月18日 21:32

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