まず、ルールを。

・レーンは普通のボーリングと同じ幅、長さ
・ボールはかなり小さく、ソフトボールくらいで一種類しかない
・１フレームは３投までOK （やっぱ難しいから３投は必要だ！）
・１投目で１０本全部倒すとストライクで、次の２投分が加算 （これは同じ）
・２投目までに全部倒すとスペアで、次の１投分が加算 （これも同じ）
・３投目までに全部倒しても特に特典はなし (スペアにならない)
・一度に２フレームずつ投げて次の人に交代、1-2, 3-4, 5-6, 7-8, 9-10という感じ
・１フレーム投げ終わるまで、倒れたピンは片付けない (これがこのボーリングの妙かも)

というルールだが、ストライクやスペアが殺人的に難しい。

見よ！この小さなボール、そして細いピン！

やってみたが、本当に難しいのなんの。
ピンがスカスカでストライクが出る気がしない。ピンに膨らみがないため、前後で重なる部分がなく、相互作用でピンがバタバタと倒れるようなアクションがほとんどない。
ピンもボールも小さいので、ピンの端に当てて斜めにピンを飛ばして他のピンも・・・・・なんてのはほとんど無理。
従って、スペアもやたらと難しい。とにかくボールが軽いので、ピンに当たるとボールがどこかにすっ飛んで行ってしまう。
ボールに回転を掛けるのも至難の業。指の穴も無くボールも小さいので、ほとんど回転のコントロール不可能。レーンの右端から回転を掛けずに投げて、斜めの方向から１番ピンに当てるのがコツかも。

と難しいだけじゃん！と思っていたが、先のルール説明のいちばん最後にある、「ピンを片付けない」というのがポイントなんだというのが後になって分かってきた。
つまり、横倒しになったピンがそのまま放置されるので、うまい角度でピンが寝たままになった場合、そのピンにボールをぶつけると、ブルドーザの如く、後ろにあるピンを根こそぎ倒せるのだ。
例えば、１番ピンなんかがそのまま真ん中で横倒しになってくれていれば、後続の相当数のピンを倒せる。
ピンが一様に細くて、普通のボーリングのように膨らんだ所がないため、一旦倒れると安定して寝たままになる。

という訳で、ゲームが終わってから分かった必勝法は、１投目はピンが吹き飛ばないよう軽めに投げ、パタパタと倒して多くの横倒しのピンを場に残す。手前のピン、一番ピンが横倒しになればなおよし。
２投目はその横倒しのピンめがけて思いっきり投げて、残りのピンを吹き飛ばす。
というのが良いような気がした。次に試してみよう。

これが２ゲーム目の結果のTV画面。１フレームで３投出来るのがよくわかると思う。
私はPlayer2で、８１ポイントでビリ。（ちなみに１ゲーム目は７５で2位だった）
相当レベルが低いなぁと思ったが、よく通っている友人によると、「こんなハイレベルな試合初めてだ、自分も初めてストライクを出したよ」と言っていた。
本当にハイレベルだったかどうかは分らないが、少なくとも１００を超えるのは相当難しそうだ。

（ちなみにこのボーリングの後、髪を切りに行った。わざわざボストンで切らなくても・・・・と思うかもしれないが、暇なんだもん）

あぁ、今回のフライトでプレミアムポイントが５万を超えたようだ。来年もプラチナ・メンバー。
もうかれこれ1年半以上エコノミーに乗っていない気がするし、もう乗れない。
優先保安検査場を通り、ラウンジでタダビールを飲んで、優先搭乗して、チーフパーサが挨拶に来て何かと気を使ってもらい、降りたら降りたで預けたバッグが真っ先に出てきて・・・・
知らなければ知らないで何ともない世界なのだが、一度知ってしまうと戻れない。本当に慣れとは怖いものだ。

以下、今年の履歴