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2002年11月20日
パソコン・パワーアップ作戦その3
久々のCPU載せかえ
Athlon 600MHzを使い出してからかれこれ3年もの月日が流れている。随分と長く使っているものである。
というのも特にCPUを高速化させるほど、自分のPCが遅いと感じないからである。
一番CPUパワーを喰う処理としてはビデオ編集があるが、実際には MTV-1000 でハードウェア・エンコードさせているため、CPUパワーはそれほど使っていない。
また、3D グラフィックの処理に関しても高価なELSAのOpenGLボード(Gloria III)を入れているため、それほどストレスを感じさせない。
要は、CPUパワーを補うために、専用処理を行うI/Oデバイスを追加してきたため、CPU へのストレスは減る方向だったとも言える。
特に高速なPCが欲しい!というわけでもなかったが、マザーボードの方が旧式になりつつあったため入れ替えることにした。
今回はあまりお金を掛けたくなかったので、きっかり4万円しか使っていない。
CPU はもちろんAthlon-XP、マザーボードはVIAのチップセットKT400を使っているものという観点で選んだ。
また、Max 300ワットの電源を使っていたが、さすがに Athlon-XP では容量不足と思われたため、かなり余裕のある大容量のMax 460ワットのものを買った。
さて、新しくなったマシンだが、以下にスペックを載せる。
それにしても最近のマザーボードは至れり尽せりである。
サウンドはもちろんオンボード、LANもオンボード、IDE RAIDもオンボード、IEEE1394もオンボード・・・・・
PCI Slotに余裕ができそうで嬉しい限りである。
メモリはどうしても512MB以上が欲しい。今まで持っていたSDR SDRAMは使えない。ウーム、メモリの総入れ替えは痛いなぁ。予算を考えると PC2100 止まり。最低でも PC2700 にしたかったなぁ。
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後ろから見るとこんな感じ。
ジャンクの山
というわけでジャンクの山がまた出来てしまった。ちなみに、先日掃除したときに色々出てきたのでジャンクで2台ほどパソコンを組み立た。
我が家のPC構成は以下のとおりである。
<左の写真>
左のマシンは Athlon-XP 2000+で、自分のメインマシン (Windows2000 Pro)
真中のマシンは、Pentium II 533MHzで、サブマシン (RedHat Linux 8.0)
右のノートパソコンは、Pentium III 667MHz で、このサイトもここから発信されており、taifuh.comそのもの。電源入れっぱなしのサーバとして動作させている (RedHat Linux 8.0)
<真中の写真>
これは娘の部屋に置いてあるマシン。Pentium II 400MHz (Windows98)。液晶ディスプレイが生意気!
<右の写真>
居間に常駐しているノートパソコン。Cerelon 400 MHz (Windows2000 Pro)。無線LAN接続。
というわけで、現在5台のマシンが使用されている。
ノートパソコンはジャンクで作ったわけではないが、これほど作ってもまだジャンクの山が・・・・
この間掃除したら出てきたPCIカードの山。SCSI RAID Card x 1, SCSI Card x 3, Sound Card x 2, AGP Card x 2, Vide Captureo x 1 ・・・・
中には現役でも使えるカードもある。もったいない。
性能比較
4世代で性能比較!
<マシンスペック>
新マシン | 旧マシン | 旧旧マシン | 旧旧旧マシン | |
Processor | AMD Athlon-XP 2000+ | AMD Athlon 600MHz | Pentium II 400MHz ECC | Pentium 133 MHz |
2nd Cache | 256 KByte On-Die | 256 KByte SSRAM | 512 KByte PBSRAM | 256 KByte Async SRAM |
Chipset | VIA KT400 | AMD | 440BX 100MHz | 430FX 66MHz |
Memory | 768MByte DDR PC2100 | 768MByte SDR PC100 | 128MByte SDR PC100 | 64MByte FastPage |
<整数演算 (Dhrystone)>
新マシン | 5115 MIPS | |
旧マシン | 1477 MIPS | |
旧旧マシン | 810 MIPS | |
旧旧旧マシン | 241 MIPS |
<浮動小数演算 (Whetstone)>
新マシン | 2128 MFLOPS | |
旧マシン | 383 MFLOPS | |
旧旧マシン | 165 MFLOPS | |
旧旧旧マシン | 76 MFLOPS |
<メモリ読み込み (各種サイズ平均値)>
新マシン | 4390 MB/s | |
旧マシン | 2299 MB/s | |
旧旧マシン | 835 MB/s | |
旧旧旧マシン | 216 MB/s |
<メモリ書き込み (各種サイズ平均値)>
新マシン | 4167 MB/s | |
旧マシン | 1365 MB/s | |
旧旧マシン | 691 MB/s | |
旧旧旧マシン | 51 MB/s |
<メモリ・コピー (各種サイズ平均値)>
新マシン | 2470 MB/s | |
旧マシン | 824 MB/s | |
旧旧マシン | 691 MB/s | |
旧旧旧マシン | 40 MB/s |
毎度のことだが、ものすごい差がある。
そんなに体感としては差を感じないが。
投稿者 abeshin : 2002年11月20日 22:35