場所は以下の通り。約1,754マイル(2,823キロ)ほどの距離である。
日本で言えば、北海道の札幌(千歳空港)～沖縄といったところか。

これはチケットの半券。
右は往路で 7:15AM発－9:58AM着
左は復路で 3:35PM発－9:20PM着

往路のフライト時間は2時間43分で、復路は5時間45分のように見えるが実は違う。
ボストンとデンバーでは時差が２時間ある。このため、実際のフライト時間は、往路4時間43分で、復路は3時間45分である。また、復路の方が短いのは偏西風の影響、つまり追い風か、向かい風かの違いらしい。

予定ではデンバーで5時間ほど過ごし、短い時間ながらもコロラド州を、チラッとでも観光できれば良いと考えていた。

早起きして5:30AMにボストン国際空港に到着。
ところが非情なアナウンス、「デンバー行き、遅延 10:30AMに変更」。

なにぃぃぃ！！ あと5時間もあるではないか！
他の早い便は無いかと探したが、これがデンバー行きの1番目の便だったらしい。
いまさら、ジタバタしてもしょうがないので空港内で5時間の暇つぶし。
空港内を色々ウォッチングしていたのだが、ボストンの空港には結構日本人が多い。
至るところから日本語が聞こえてくる。
ユナイテッドの国際便のチェックイン・カウンターはちょっと分かりづらいところにあり、右往左往している日本人を沢山見かけた。また、ユナイテッドには日本人の係員がいるということも分かった。

そんなかんなで漸く搭乗。遅寝早起きだったので飛行機の中ではほとんど睡眠。

到着して驚いた。一面真っ白な雪である。
どうも、アメリカ内陸部は吹雪になるほど大荒れの天気だったらしい。

デンバー国際空港の中に入ると、至るところに「トーネード・シェルター」という看板がある。要は竜巻が来たときのための避難所である。
確かにこの空港は全てがガラス張りで、竜巻の直撃を受けるとかなりヤバイ状況になりそうである。
それにしても、竜巻なんてそんなにちょくちょく発生するものなのか？と思いつつ外に出たとき目の前に見えた風景が、一番上にある写真である。「竜巻か?」と思ったが、周りも慌てている様子もないので、気にしないことにした。単なる煙か水蒸気が昇っているだけなのだろう。

というわけで、観光・・・・・と思ったが、往路の飛行機が遅れに遅れたため結局デンバーにいたのは1時間だった。
それにしても、写真でも分かるように、全く起伏が無い。
360度全ての地平線がまっ平らで、山や丘というものが存在しないのだ。日本では見られない風景であるためか、奇妙な違和感を覚えた。

結局、外にいた時間はタバコを2本吸って写真を撮っただけ。
やれやれ、本当にマイルを稼ぐための往復になってしまった。

それでも 1,754 x 2 x 70% = 2,456マイルの追加。しかも、格安チケットなので$218で済んだと思えば、ま、いいか。

プラチナポイント

ANAのホームページ。ついに出ました「プラチナ間近」の文字。
年末日本に帰るのでプラチナ確定です。

犯罪目撃

デンバーのマックでの話。
マックのセットを注文していた際、別のマックの店員がやってきてレジに手を突っ込んでいる。何をするのかとしっかり見ていたら、$20札を数枚、手の中にくしゃくしゃに丸めて握っている。しっかり握り締めたまま、そ知らぬ顔で奥に引っ込んでいった。
店員による万引き。横行してるのかねぇ。その店員、黒人のお姉ちゃんだったけど、自分がしっかり観察しているのに気づいたらしくて、見逃してくれという顔してた。手の隙間からしっかり、くしゃくしゃの$20が見えてたんだけどね。