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2009年9月12日
携帯とiPod
さて、上の写真に並んだ携帯とiPod、共通点は何でしょう?
答えは「音楽」。
いずれも、音楽を聴くデバイスとして自分が使用してきたものだ。何れも今でも現役だ。
いちばん左の携帯は音声通話のメイン・デバイス。隣のTouch Diamondはデータ通信のメイン・デバイス。iPod Touchは音楽、動画、インターネット、ゲームのエンターテイメントのメイン・デバイス。iPod nanoはかなり古ぼけたが、それでもお気軽に音楽を持ち出すのはこいつが一番だ。
機能性という面では、
iPod nanoは音楽を聴くだけだったが、その後に購入したW51SAは音楽だけでなく動画を見るのにも使用した。
Touch DiamondはWindows携帯なのでなんでもありで、音楽だろうが、動画だろうがなんでも来いだ。
iPod Touchは電話として使用することはできないが、それ以外はもうなんでもありの世界だ。いや、Wi-Fiがあるところなら、Skypeを利用して電話として利用することも可能だ。
こうしてみると、ミュージック・プレイヤーとしてはiPodが勝るところが多いが、ほとんど似たような機能を持つモノを随分とたくさん所有してしまった。
正直、使い分けも随分と曖昧で、難しくなってきている。
音楽再生
音楽を聴くということに懸けては、以下の順だと思う。
iPod Touch > Touch Diamond > iPod nano > W51SA
同じ曲を再生させた時の画面表示の様子
実のところ、最新のiPod nanoはどうか分からないが、自分の持っているiPod nanoは携帯と比べて同じくらいかなと思う。当時、iPod nanoは衝撃を持って迎えられたが、その後、携帯屋が頑張り、機能的には差は小さくなっている。ただ、ここで差を付けたのは操作性だ。iPod nanoの操作性は群を抜いている。
Touch Diamondが上位にいるのは、単にBluetoothのワイヤレス・ヘッドフォンをサポートしているという差分からだ。実際のところ、iPod nanoの操作性を加味すると微妙かもしれない。
動画再生
動画を見るということに懸けては、以下の順。
iPod Touch > Touch Diamond > W51SA
同じムービーを再生させた時の画面表示の様子(ハメコミではない)
これはもう解像度と液晶のサイズで勝ち負けが決まってしまう。
AU携帯もそれなりに良いのだが、やはりTouch Diamondの液晶の精彩さには敵わない。
解像度はTouch DiamondもiPod Touchも同じなのだが、液晶サイズが大きいということでiPod Touchに軍配が上がる。
携帯電話
これは間違いなく
W51SA > Touch Diamond
の順である。
Touch DiamondはEMOBILE社がキャリアーであり、AUとは比較にならないほど歴史が新しい会社だ。従い、サービス範囲もまだまだ狭い。なにせ音声の通話のサービスを始めたのは今年、2009年からだ。
本当はTouch Diamond一本で行きたいのだが、まだそういう訳にはいかず、結局、携帯2台を持ち歩くことが本当に多い。
ただ、出張などで海外へ行く場合、地位は逆転する。Touch Diamondは海外に持ち出しても自動的に国際ローミングしてくれるので、そのままの番号で使える。AU携帯は海外では圏外となり、電話としてちっとも使えない。従い、海外出張の際は、Touch Diamondしか持っていかない。
インターネット・アクセス
iPod Touch > Touch Diamond > W51SA
これは使いやすさ、操作性の比較。これは断然iPod Touchが使いやすい。
Touch Diamondもタッチパネルで操作するのだが、どうもiPod Touchほどサクサク動作しない。
しかし、接続性だと順序は異なる。
Touch Diamond > W51SA > iPod Touch
Wi-FiなどのワイヤレスLANが揃った環境ならさっきの順だが、そういった環境はなかなか難しい。
どこででも接続出来るというのであれば、携帯のデータ通信に敵わない。Touch DiamondはWi-FiもOKで、万能だ。
エンターテーメント
遊びだと
iPod Touch > Touch Diamond > W51SA
の順だ。
iPod TouchもTouch Diamondも多くのアプリがあるが、操作性を考えるとiPod Touchに軍配が上がる。
W51SAもAUとしてEZアプリが大量に存在するが、どれもいまいち。やはりWindowsアプリやiPod/iPhoneアプリには敵わない。
結局・・・・
さて、今の自分の使用スタイルだが、
出かける際のデフォルトはAU携帯だけだ。
会社の仕事が気になる場合、メールチェックなどが必要になるのでTouch Diamondも持っていく。このケースが一番多い。
次に、どこかお店で並んだり待ったりする必要があるとか、暇つぶしを要する場合はさらにiPod Touchも持っていく。iPod Touchを持っていく場合は、インターネット接続を考慮して、必ずTouch Diamondも持っていく。Touch DiamondはWi-Fiのルータとしても動作するので、iPod Touchがインターネット・アクセスを要する場合はTouch Diamondを経由させればよい。
先日のエントリでネットブックとTouch Diamondを接続してインターネット・アクセスする件を書いたが、あれと同じ方法だ。
という訳で、結論だが、
iPod nanoはもうお蔵入りでよいだろう。
AU携帯にはもう少し頑張ってもらう必要がありそう。
しかし結局最後に残るのは、iPod Touch + Touch Diamondの組み合わせだろうと思う。
しかし、結局こうやって比較して気づくことがある。
何のことはない、iPhoneを一台持っていればよいのである。上記の比較で全てにおいて1位に輝くのではないか?
そういった意味で、ずいぶん遠回りして自分のしたいことのために色々買い集めてしまったものである。
ただ、悔し紛れに書けば、iPhoneは少し大きすぎる。携帯として持ち歩くには如何なものかと思ってしまう。
(ちなみに、別のエントリで書こうと思うが、ランニングコストはiPod Touch + Touch Diamondの方が断然安い。同じ事が出来るにもかかわらず)
投稿者 abeshin : 2009年9月12日 08:34