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2009年11月24日

北海道 一人旅

sapporo_tower.jpg
札幌 TV塔 (2009/11/20)

実は、今まさに北海道一人旅の真っ最中!

会社から12連休をもらって休んでいるわけだが、家族とスケジュールが合わないので、一人で北海道旅行を楽しむことにした。
ま、一人旅と言っても北海道中を彼方此方と放浪しているわけではなく、実家の岩見沢、弟が住んでいる札幌近辺をフラフラしている。

今回の旅のメインの目的は、旧友たちに会うことだ。
北海道には度々帰省してはいるものの、家族が一緒だと中々自由に行動できない。
まさか、家族を放ったらかして毎日飲み歩くわけにもいかない。
そういった訳で、実は北海道に帰省しても、旧友と会って飲んだりした記憶が余りない。
もっぱら、友人が東京に出張して来た時に東京のメンバーを呼び集めての飲み会になる。

旧友との飲み会3連発

そんな訳で、3回の宴会を企画した(といってもアレンジは北海道側の人に任せっきりだったが)。

まず一日目は会社関係。
北海道には、自分の会社のソフトウェア開発拠点があり、4~5年前に非常に長くて、厳しいプロジェクトで一緒に仕事をした同僚が居る。最近は余り東京に出てくる機会が無く、4年ぶりの再会となった。
お互い、ギリギリまで楽しい酒を飲んだため、思いっきり終電に乗り遅れた。が、駅へと急ぐ。
この日、自分は空港から札幌駅を経由して直接飲み屋に行ったので、大きなカバンを札幌駅のロッカーに入れていたのだ。
札幌駅では、まさにカギを掛けている最中! なんとか駅員さんに頼み込み、施錠を待ってもらってカバンを取り出し、事なきを得た。
危ない、危ない! 初日から飛ばしすぎた。
結局タクシーで白石駅まで移動して、弟に迎えに来てもらった。夜中に迷惑な兄だっただろう。

二日目は大学関係。
何人かは出張で東京に来るので、1~2年に一回は顔を合わせている。しかし、今回色々と懐かしい人を呼んでくれていいて、11年ぶり、12年ぶり・・・中には18年ぶりに再会した友人も居た。
みんな相応に歳を取っているのだろうが、お互い顔を合わせた時の第一声が「変わらんなぁ」。
実際、結構変わっているんだと思うが、雰囲気は変わらないので、そう思うんだろうなぁ。
やはり馬鹿ばかりやっていた大学時代の友人との飲み会は楽しい。
この日は、ちゃんと終電に乗って(弟のアパートへ)帰宅した。

最後は高校関係。
実は、高校を卒業した後、大学2年ぐらいまでは地元の浜頓別に戻れば、誰かしら同級生と顔を合わせてはいたのだが、大学3年以降は、めっきり浜頓別に戻る機会も減り、ほとんど誰とも会わなくなっていた。そのうち、次第に誰がどこに住んで、何をやっているのかも分からなくなってしまった。
そうして高校卒業してから22年経ったわけだが、たまたま札幌の英会話学校で同級生の女性を見つけたことを以前のエントリに書いた。
というわけで、その女性と、自分が唯一連絡を取り続けている高校時代の先生の3人で飲み会を開いた。
先生もその女性も、22年振りに会ったのだが、全然昔と変わってない。前日同様、「変わらんねぇ」を連発。
先生は白髪が増えた程度で、そのまんま。女性は、昔から綺麗な人だとは思っていたが、本当に若くて綺麗で全然変わっておらず、非常に驚いた。

高校関係とは書いたものの、この女性とは小学校からずっと同級生だったので、話しているうちにドンドン色々なエピソードを思い出し、なんと30年前の小学4年生の頃の些細な話まで思い出して語ることが出来た。
ひとつ思い出せば、芋づる式にドンドン出てくる。以前のエントリにも書いたが、記憶ってのは本当に面白いものなんだと思った。

英会話学校

もともと前出の同級生を発見したのは、どこかに良い英会話学校が無いかと探していたのがきっかけだった。単なる英会話スクールではなく、サロンのようなお気軽に話ができる所だ。
たまたまインターネット検索でヒットした英語教室に勤めていた先生が、その同級生だったのだ。

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という訳で、行って来た。「みらい英語教室」だ。
教室で授業を受けたのではなく、English Villageというサロン形式で、お気軽に英語で話をするというものを受けてきた。
平日の午後1時~3時だったので、結構お歳を召した方が多く来られていたが、楽しく会話を楽しむことが出来た。
実のところ、最初はオジサン、オバサン達(失礼!)と会話が成立するのかな?と思っていたが、そこは人生経験者。英語/日本語関係なしで、色々楽しい話をしてくれました。

English Villageでは、とにかく億劫がらずに喋る。覚えたものはすぐに使うというポリシー。それと、お互い教えあうというスタイルが良いと思った。

ある方と話していて、インフルエンザの話になったのだが、その方は「注射する (inject)」という英単語が出てこない。
これ、日本語→英語に訳そうとするからこうなる。注射するという言葉が出ないがために、そこで会話が途切れてしまう。
ワクチンを体の中に入れる、つまり手に入れると同じで、get the vaccineで十分通じますよと教えてあげた。
と同時に、こういう話もした。
自分もそういったシーンに良く出会うと。ある会議の席、上司が英語で話しているんだけど、ぶつぶつ話が途切れる。
「今ここでどちらかを決めないで、両睨みでいきたい」と言いたいらしいけど、「両にらみ」が分からなくて言葉が止まってしまう。で、「両にらみ」は英語でなんだと訊く。
そんな英語なんか無い。もう、単純に focus on both ways とか、consider two directions とか言えばいいだけ。
とにかく、日本語の熟語や慣用句って便利すぎ。短い言葉で多くを表現できるから。
英語で話すときは、ばっさり日本語の熟語/慣用句は忘れて、長くてもいいから簡単な言葉をつなげて、丁寧に言えば良いですよとアドバイスしてあげた。

こういう互助的な感じ、凄く気に入りました。

東京の自分の家の近くに、似たようなサロンが無いか、もう一回探してみようっと。
やっぱり、お喋りは楽しいし、喋ってないとどんどんフレーズを忘れていく。

というわけで、明日で12連休も終わり。
本当に良いリフレッシュが出来た!! (正直、東京に戻りたくなくなった・・・・・)

投稿者 abeshin : 2009年11月24日 16:35

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