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2007年9月 9日
台風一過
それにしても凄い台風だった。風だけでなくその雨量も凄かった。
家から200m先に多摩川があるのだが、台風中、水位が氾濫危険水位ギリギリまで上昇し、消防車が右往左往していた。
多摩川にはかなり高い堤防があるのだが、それが決壊したらちょっとヤバイ。
「ちょっと」と書いたのは、何故か自分の家は周辺より1mほど盛り上がったところにあり、ハザードマップによれば、決壊してもギリギリ床下浸水かそれ以下程度で済むらしい。
というわけで、台風一過の今日、多摩川に行ってみた。
(最近息子がカメラに興味を持っており、毎週二人でカメラを持ってブラついている)
昨日、どこまで水位が上がったか一目瞭然だった。
左端に現在の川面が見えている。そして、右側にゴミが直線に並んでいる。
凄い。ここまで上がったのか。
色々なところにゴミがまとわりついている。
これは凄い。河川敷のサッカー場が水没した跡。
左奥に白い直線状のものが見えるが、ゴールが倒れて地面にめり込んでいた。
手前もゴミが沢山引っかかっていて、まるで普段と様子が違う。
それにしても、この近辺に住んで10年だが、こんな凄い状態になった多摩川を始めて見た。
決壊にはまだまだ大丈夫という感じだったが、最近は豪雨になる頻度が増えてきているので注意したいところだ。
帰ってきたら庭にトカゲ。結構見かける。
投稿者 abeshin : 01:37 | コメント (0)
2007年9月 3日
大往生
ペットのハムスターが2007年9月3日、遂に逝ってしまいました。
お気に入りの場所で眠るように。
飼い始めたのは2005年の5月だったから、冬を2回越して2年4ヶ月も、ウチに居たことになる。
生まれは3月らしいので、2年半の寿命。
ジャンガリアン・ハムスターとしては十分長く生きた。
大往生といってもいいだろう。
ハムスターはもともと夜行性。なので自分が夜中に帰って来た頃に活発になる。
ケージをガシガシかじって呼び出す。エサ箱に入っていてもそれを食べず、手渡しのエサを求めてくる。
「ブロッコリーをくれ!」「次はチーズだ!」「最後はひまわりの種!」
と一通りコースを終えると、次はケージの外に出すよう騒ぎ出す。
おいおい、旦那様は自分の飯も食ってないのに生意気だ!と言いつつ外に出して30分放置。その間に自分の晩飯を食べ、そしてどこに行ったのか探してケージに戻す。
本当に見つからなくて、焦りながら30分くらい探し続けたこともあったっけ。
この一連が自分の日課だったりした。
こう考えると、子供たちよりも自分の方がハムスターの相手をしていた時間のほうが長かったかもしれない。
アメリカから今年5月に帰任した頃もまだ元気で、何度か外に出してあげた気がする。
ただ、6月頃から急速に老け込んでいくのが日に日に分かるようになってきていて、7月に入ると、もう外に出せないほど、足腰が弱り始めていた。
目の周りも何度も腫れたり引いたりを繰り返し、そろそろかな・・・・と家人とも話していたのだが、なんとか8月を乗り切った。
目の腫れも引いて、かつての顔に戻りつつあり、まだまだいける?とも思っていた。
学校は昨日で夏休みが終わり、今日は始業式。
知ってかどうか、夏と一緒に去って行ってしまった。
深夜の相棒がいなくなってしまい、何となく寂しいものである。
合掌。
投稿者 abeshin : 23:58 | コメント (0)
2007年9月 2日
50mm単焦点レンズ
昨日に続き単焦点レンズ。今日は50mmで、これも相当古くて、中学1年生頃に買ったPentax MXに付属していたものだ。
50mmといえば、フィルム一眼レフ時代は標準レンズと呼ばれていいたものだが、デジカメでは若干望遠気味でちょっと使いづらい。
今日はこの26年前の単焦点の50mmと、デジカメの18-50mmのズームレンズと比較してみようと思う。
この両者、そもそもレンズの明るさが大違いである。
単焦点の方はF1.4で非常に明るい。ズームは50mm端ではF5.6とかなり差がある。
左が単焦点50mmで、F4まで絞った画像。昨日の300mm同様、古いレンズのせいか、F1.4の開放だと収差のせいで、全然使えないほど全体がソフトがかってしまう。
右はズームで50mmにして開放F5.6で撮ったものだ。
両者の比較だが、やはりボケ具合に大きな差が出てくる。F1.4のレンズはそのボケが非常に大きい。好みの差かもしれないが、うるさいくらい盛大にボケる。
上の写真は先の左の写真をリサイズせずに、そのままの大きさで切り取ったもので、八角形の絞り環の形状がハッキリ識別できる。
やはり明るいレンズは大きなボケ味を引き出すことが可能で、より表現を広げることが出来る。
次に解像度勝負。上の写真を同じような条件で撮影。
レンズの解像度を調べようというものだ。
微妙だが、左の単焦点の方が解像度が高いのが分かる。コントラストも高く、マンションの細かいタイルが綺麗に分解している。
最後は、右上に点光源(太陽)を入れて、フレアを確認。
さすがに、新しい右側のズームレンズはフレアは皆無。
左の単焦点はマルチ・コーティングはされているものの、時代の差なのだろうか。
歴然とした差が出た。
ところが、最近お気に入りの21mm単焦点で撮影したのが上。こちらはLimited Lensと呼ばれる最新レンズである。しかし、こちらも盛大にフレア。
太陽を見て分かるとおり、上の50mmと比べて、いかにも太陽が輝いているという光線が描画され、非常にいい感じだがこのフレアにはちょっとがっかりだ。この左側の大きな緑の光点さえなければ完璧なのに。
というわけで、50mmの描写を比較してみたが、50mm単焦点は絞り込めばシャープに、開けば大きなボケ。光源が入ったときは注意が必要だが、かなり使えそうなレンズだ。
ただ個人的には自分は広角側をよく使うし、デジカメでの50mmというのはちょっと中途半端な感じがする。
投稿者 abeshin : 22:12 | コメント (0)
2007年9月 1日
300mm望遠
昔、確か中学二年生頃、親に駄々をこねて買ってもらったPentax SMC 300mm/F4の望遠レンズである。
実はもう20年位使っていない。久々にこれを持って、息子と多摩川をぶらついてみた。
それにしても、重いこと重いこと。手持ちの限界。ココまでくると一脚が必要だな。
それと、当然マニュアル・フォーカス。それにしてもピントが合わせづらい。
昔の一眼レフのフォーカシング・スクリーンはもっと明るくて、真ん中にスプリットが入っていて、非常にピントを合わせやすかったのだが。
まずは、かなり遠くにある工場。相当離れてるのにこの大きさ、さすがに300mmだ。
デジカメのセンサーはAPSサイズなので、それに換算すると450mmにもなる。
ただ、古いレンズゆえ、開放で撮ると・・・・前ボケ部分がひどい色収差だ。
右の写真はリサイズせずそのままのサイズでのせてある。
ちょうどヘリコプターが飛んできた。うーん300mmは面白い。機体名までハッキリだ。
右側は取水用の堰。こう大きく切り取れると面白い。
それにしても重過ぎる。450mm相当を手持ちでというのも無謀だが、曇っていたため思うようにシャッタースピードを上げられない。幾らカメラに手ブレ補正がついていてもブレ写真のオンパレード。そこで感度をISO800に上げて、ほとんど開放状態で撮るしかなく、どうもイマイチの画質だ。
それにしても色収差がひどい。2段くらい絞ると引き締まった画像になるのだが。
というわけで、今日は試し撮り。古いレンズのせいか、収差が目に付く。
もう少しこのレンズの癖を掴んでから、実際に使ってみようと思う。
といっても、余りにも大きく、重いので、そう簡単に持ち歩くわけにもいかない。
使う機会がイマイチ思い浮かばないのだが、秋の子供たちの運動会に使ってみよう。