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2009年6月 9日

記憶喪失隊 ~みんな泡盛、飲みすぎ!~

awamo.jpg

先日のエントリで、自分の記憶力は凄いと書いたばかりなのだが、先週末、もの凄い記憶喪失状態に陥ってしまった。


6月初頭、共通研修を終えた新人たちが、各部署に配属される。私のグループにも一人新人がアサインされ、早速、即戦力として頑張ってもらっている。
という訳で、先週の金曜日、みんなで街に繰り出して新人歓迎会の飲み会を開いた。
前のエントリに書いたとおり、禁煙中でもあり、また「禁煙すると太る」という定説もあることから、慎重を期して飲み食いしていた。
禁煙の身にとって、飲み会は正念場だ。どうしても飲んでいるとタバコを吸いたくなる。何といっても、周りに喫煙者が沢山おり、自分の禁煙を断念させて喫煙仲間に引き戻そうとする輩もいる。

これら難関を乗り切り、何事もなく午後8時には一次会は終了した。

ただ、このまま帰るわけにはいかない。
6人で二次会だ。のっけから泡盛を飲み始める。
いやぁ、こいつはウマい。カポン、カポン行けるねぇ・・・・・・・

あれ、O氏がいない、帰ったのかな・・・・・・・

タクシー? あ、家のそばだ。タクシー代は月曜日に折半しよう、とT氏をタクシーに残し・・・・・・・

気づくと土曜日、午前11時。ベッドの上。ものすごくボーっとしている。

何となく寝足りない。2次会で終わったから、多分12時前には帰ってきているはず。
だとすると、10時間以上は寝ている。でも何となく頭が重い・・・・
そもそも、いつ、どうやって帰って来たのか思い出せない。多分、二次会終わってそのままタクシー相乗りで帰って来たのだろうと思っていた。

衝撃の事実

shouya.jpg月曜日。
二次会で一緒に飲んでいたS氏が「阿部さん、私、三次会のお金ちゃんと払いました?」
自分「へぇ? 三次会って何?」
S氏「いや、自分もよく覚えていないんですよ。阿部さんが次はココ(華の舞?)だ!っていうから三次会につきあったんだけど、そこから家までどうやって帰ったか覚えていないんですよ。気づいたら、タクシーで家の前に居たんですよ」

私が不思議そうにしていると、
タクシーに相乗りしたT氏が「阿部さん、帰りのタクシー代は千円お願いします」
自分「はいはい、これは覚えているよ」
T氏「帰った時はもう明るかったですよね。もうなんでそんな時間まで飲んでたのか全然記憶ないんですよ」
自分「は? 明るかった? 一体何時に帰ったんだっけ? 俺も全然記憶ないよ」

さらにH氏(唯一記憶がしっかりしていた)が「あれ、四次会は阿部君が皆から現金を集めてカードで払っていたよね?」
自分「??カード? 私が? 四次会って何?」もう何が何だかわからない。
恐る恐る財布を探ると、知らないレシートが出てきた。
それが右のレシート。確かに午前4時の精算だ。
さらにクレジット・カードの控えも出てきた。とにかく全く何も覚えていない。

ちょっと忘れたレベルの話ではない。とにかく二次会以降、全く記憶がないのだ。
程度の差はあれ、揃いも揃って3人とも記憶を飛ばしてしまっている。
H氏によれば、真実はこうだ。

二次会終了。この際、O氏が帰宅。
すぐに隣の店で三次会。(「あれ、O氏がいない、帰ったのかな」という記憶はここ)
三次会終了。この際、S氏がタクシーで帰宅。(もう全く記憶がない)
驚きだが、自分、T氏、H氏の三人はタクシーで別の飲み屋に移動し、四次会を開始。(何故そこまでして飲みたかったのか? さっぱり分からん。このタクシー移動は全く記憶にない)
四次会終了。阿部がカードで支払い。T氏とタクシー相乗りで帰宅。これが午前4時ころ。(時間は覚えていないが、タクシー相乗りはちょっとだけ覚えていた)

正直かなりのショックを受けた。自分は、今までいくら飲んでも記憶を失ったことは一切なく、自分はかなり酒が強く、そうはならないと信じていた。今まで記憶を失い朦朧とした同僚、上司を何度となく介抱してきたが、その逆はあり得ないと思っていた。

泡盛がこんなに怖い酒だというのを今回思い知らされた。不純物が少ないため、悪酔いせず、どんどん飲めてしまう。さらに度数が高いため、飲みすぎで記憶消失に至るのだ。
別に泡盛を初めて飲んだわけではないが、今回は、相当飲んだのだろうと思われる。

ただ、面白いのは、みんな記憶は飛んでいるのに、誰一人泥酔したわけでもなく、その場その場ではちゃんとした判断を下して帰宅していることだ。特に、自分は四次会は幹事役を引き受けており、H氏によれば、全然普通だったとのこと。さらにちゃんと傘を忘れずに家まで持ち帰っている。

ま、何事もなくて良かったが、ひとつ気にかかることがある。
実際のところ、自分はちゃんと禁煙を守ったのかどうか?
結局良く分からない。だれもマトモに記憶していないのだから。

投稿者 abeshin : 2009年6月 9日 00:00

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